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中島実紀
ロシア国立ワガノワバレエアカデミーのオーデションに於いて
最年少15歳で合格しました。
9月から留学いたします。
宮西先生
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
今年に入ってから、先生にご報告したいことが、いろいろありました。
まず、3月公演のシンデレラのキャスティングが発表されました。私は、Autumn とBlue Ladiesの役をいただきました。Autumnは女性2人、男性4人で踊ります。Autumnはリハーサルが既に始まっていますが、定期公演で秋を躍らせて頂いたおかげで音楽と振りがすんなりと合わさりました。
それから、先々週にはアラバマダンスフェスティバルに2泊3日で参加してきました。ここでは、オーディションやマスタークラス、そしてshowcaseで少し踊りました。マスタークラスは、ピルエットクラス、ポワントクラス、マイム、バリエーション、コンテンポラリー、センターと2日で6クラス受けてきました。初めて習うものも多く、とてもハードでしたが、最後まで頑張りました。
そして、オーディションですが、アメリカンバレエシアターのsummer intensiveに合格しました。今日、合格の通知をもらい、とても嬉しいです。ABT は全米5ヶ所でsummer intensiveが行われますが、私は自宅から近いのでアラバマを第一希望とし、第一希望で合格できました。近いといっても、車で4時間くらいなので、寮かホテル暮らしになります。3週間のプログラムで毎日バレエ漬けです。不安もありますが、今からとても楽しみです。
オーディションの結果を報告したくて、新年の挨拶が遅くなってしまい、申し訳ありません。今は芸術祭のレッスンでお忙しいことと思いますが、お身体にはお気をつけてお過ごしください。
来月にThe Nutcracker、3月にCinderella の公演があります。Nutcracker は10~12日がSchool Performance、13日の昼と夜と14日の昼に本公演、計6公演あります。公演の3日前からシアターでの練習になります。役は、SnowflakesとFlowersです。
ところで、今シーズンはJunior Company に入りました。Traineeの一つ上です。
衣装の件、承知いたしました。お使いいただけて嬉しいです。
吉田合々香さんオーストラリアのQueensland Ballet での活躍近況報告№2
宮西先生へ
ご無沙汰しています。
お元気でいらっしゃいますか。
こちらは、40度近くなる日もあり、じりじりと暑い夏に入ったようです。
8月のセレナード、9月と10月のシンデレラのオーストラリア国内ツアーを終えて、この3週間はDance Dialoguesという公演名で、ダンサーが4つの作品に分かれて踊りました。
私は、Young Airtist という若いダンサーのグループの作品で、中心となって踊らせて頂きました。
ポワントを履いてのクリエーションで、リハーサルを通してパートナリングが強化できたと思います。
3週間同じ作品を踊る中で、公演後はいつも先生方から細部にまで渡る厳しいアドヴァイスを頂きました。
簡単に直せるものばかりではなかったので、苦労しながらも次の舞台までに直せるよう必死で練習して披露する、という事の繰り返しでした。最後の公演の後、表情や首の使い方、足の見せ方がとても良くなったと言って頂いたのが、励みになりました。
また今週末はこちらでG20が行われていたので、イベントの一環として野外ステージでコッペリアも公演しました。
今は、来月のくる み割り人形のリハーサルが始まったところです。
私は、雪の精や花のワルツをはじめ、スペインや芦笛、一幕の人形の役を務めます。
カバーではありますが、クララのキャストにも入れて頂きました。
全ての役に精一杯取り組んで、魅力的に踊れるよう頑張ります。
先日は、次回のローザンヌで使われる、新しいコンテンポラリーの課題曲を、参加者に振り渡しする為のモデルを努めさせて頂きました。
他のリハーサルとも重なり、練習期間が5日間という短い時間でしたが、振付家の方とマンツーマンでリハーサルをしたり、正確に作品伝える為に工夫したりと、とても貴重な経験になりました。
それから先週、正団員として来シーズンの契約を頂きました。
これからも、与えられた機会を大切に、沢山経験を積んで成長していきたいと思います。
先生もきっとお忙しいと思いますが、どうぞお体ご自愛ください。
また、ご連絡させて頂きます。
合々香
宮西先生へ
ご無沙汰しています。
日本は紫陽花の季節ですね。
宮西先生は、いかがお過ごしでしょうか。
私はこちらに来て、ようやく落ち着いた生活が送れるようになって来ました。
入団してすぐの2月から3月にかけては、私の所属するYoung Artist Programという若いダンサーのグループで、ネオクラシックの創作作品をガラで披露しました。
その中のソロは、とてもスピーディーで難しい踊りでしたが、練習過程や舞台を踏んでいく中で私なりに成長できた気がします。
3月末にはこの作品を、キャンベラの国会議事堂で行われたパーティーで、首相の前で踊る機会もありました。
4月から5月にかけては、コッペリアを公演しました。
その中で、私はコッペリアの役と、1幕・3幕の街の女性と、時のワルツに出演しました。
コッペリアの役はほとんど踊りませんが、時々人形らしい動きをする場面があったので、
動画を撮影してより人形らしく見えるよう、研究しました。
時のワルツでは、怪我をしたダンサーの代役が回って来ました。
最前列だったので責任重大でしたが、最初から最後まで正しい立ち位置で踊れるよう、
対称のダンサーとのタイミングがぴったり合うよう、細心の注意を払って踊り切りました。
以前先生の所で踊った時のワルツの事を、思い出しました。
あの時たくさん練習したお陰で、音楽を聞くと自然と安心して踊ることが出来ました。
コッペリアを終えてから、ロミオとジュリエットのリハーサルに励んでいます。
今回は、タマラ・ロホ、スティーブン・マックレイ、カルロス・アコスタの3人のスターがゲストとして参加されます。
リハーサルはマクミラン夫人が指導してくださいます。
私は農民、貴族の役に入っていますが、第2キャストでは友人を踊らせて頂く予定です。
とても大きなバレエで、スターゲストが来るという事もあり、リハーサルはとても厳しいです。
特にコールド達のリアクションがとても重要になってくるので、
ダンサー全員が、日々一丸となって素晴らしい舞台を作り上げるために努力しています。
私はこちらに来て、沢山舞台経験を積む事が出来て、とても幸せです。
これからも良い作品づくりに貢献できるよう、精一杯頑張ります。
今年の定期公演は、コッペリアでしたよね、見られなくてとても残念です。
先生もお忙しいとは思いますが、どうぞお体にお気を付けてお過ごしください。
また近況など報告させて頂きます。
吉田合々香